Spring has come !! 春こそバックカントリー !!
Date:2018.03.23
バックカントリーを始めるなら春!!
三寒四温を繰り返しながら季節は春を迎えようとしています。
関東では桜が咲き、スキー場もクローズしはじめ
オープンしているスキー場は激混み。雪はザブザブボコボコ。
もうパウダーないし、そろそろ板を仕舞おうかという方も多いのではないでしょうか。
しか~し!!春こそバックカントリーです!!
というのも、厳冬期のバックカントリーは基本的には吹雪です。
12下旬~3中旬の上越国境周辺では5日吹雪いて2日晴れるといった天気のため
休みの日に晴天パウダーを狙うのは至難の業。そして
吹雪が続くため,50cm~100cmというようなディープパウダーの中、
30Lのザックを背負って滑れる滑走技術や用具が必要になります。しかし
3月も下旬になってくると一気に晴天率が上がりポカポカ陽気の中
ようやく山全体を楽しめるようになります。
ゲレンデを一歩外に出ると
人は疎らで、静寂と素晴らしい景色が広がっています。
また、春のバックカントリーでは
ザラメ雪によって厳冬期のパウダースノーでは滑る事ができない様な
緩やかな斜面に隠れている地形を楽しむ事ができます。
晴天率が上がり、昼の日射で雪が解け、夜に再び結晶になる。
それを繰り返すことによってザラメ雪は育っていきます。
日照時間や気温の上り方、降雨によってザラメ雪は大きく変わり
同じ雪は二度となく、いつ極上のコーンスノーが来るのかと、僕たちは
その一期一会を極上のパウダーを滑りながらもいつも心待ちにしています。
板を仕舞おうとしている方も、パークやコブを滑る方も、
そして、厳冬期のバックカントリーを経験している方も
春こそバックカントリー!!おススメです!!
Author: ワープ